スポーツチャンバラ
チャンバラをご存知でしょうか?新聞紙を丸めた棒を刀に見立てて、時代劇のように打ち合う子どもの遊びです。そのチャンバラをスポーツにしたようなものがスポーツチャンバラです。
1971年、日本の護身道をもとに始まり、1973年に国際スポーツチャンバラ協会の前身である全日本護身道連盟が発足しました。
面と棒(剣)を使いますので剣道のようにみえますが、剣道のように細かいルールはありません。男女での対戦や、大人と子どもでの対戦もでき、できる限り自由に楽しく、という発想で考えられた、用具さえあれ場所を選ぶこともなく誰でも気軽にスポーツです。
スポーツチャンバラにはさまざまなバリエーションがあります。例えば、「対戦」は1人対1人で行うもので、1人対3人などのように同人数でないものを「乱戦」といいます。
また、30対30、50対50などの集団で戦うものは「合戦」といい、これは昔のイクサごっこのようです。
車椅子や障害者の方も一緒に楽しめます。
◆競技場所
屋内 6~7メートル四方程度のコート(正方形でなくても構いません)
◆必要な用具
・フェースマスク(面)
・エアーソフト剣(エアーポンプで中に空気を入れた剣) 短剣・長剣・槍など長さはいろいろあります。
◆競技人数
1人対1人から団体戦までさまざま
◆ゲームの内容
・1試合3分間で、延長は2分間です。
・1本勝負、もしくは3本勝負で2本先取した方が勝ちです。
・勝負の判定
1.身体の部分に関係なく、先に打った方が勝ちです。
2.同時に相手を打ち合う「相打ち」は、両者とも負けです
3.相手に打たれた後で打ち返す「後うち」は禁止です。
勝負は打たれた時点で負けです。